卸売市場(市場)様向け › 分荷の見える化

分荷の判断を、
会社の共有物に。

担当者の頭の中にあった「誰に・何を・どれだけ」を、データとして残す。
データに基づく販売と、人が続けられる職場を、同じ仕組みで。

まずは相談してみる

費用のご案内や資料請求もこちらから。

分荷シートの画面イメージ(表示内容はサンプルです)

分荷業務の現在地

分荷の見える化は、人を減らすためのものではありません。限られた人数で荷をさばき続けられるようにすること、そして営業担当者の時間を、注文をさばく作業から、買い手への提案や新しい販路の開拓に振り向けることを目的にしています。

卸売市場の分荷業務は、業界の現場ではおおむねこのような1日の流れで進みます。

13:00〜16:00

入荷データの作成と注文集計

産地からの入荷情報と、仲卸・買受人からの注文をとりまとめる時間帯です。

16:00〜18:00

実際の割り振りと電話営業

品目ごとの担当者が、経験にもとづいて割り振りを決め、電話で販売先とやりとりします。

18:00〜19:00

追加対応

不足・余剰が出た品目について、追加の調整を行います。

このなかの多くの判断は、担当者個人の経験と記憶に依存しており、会社の記録として残っていません。

先行する卸売市場様で目指されている姿

受注・分荷のデジタル化を起点に、それを支える体制づくりと、データに基づく販売の仕組みづくりを目指す卸売市場様が増えています。

デジタル化を起点とした販売体制の構築と
持続可能な市場経営の実現

データに基づく受注・分荷・販売の仕組みづくり
入荷・注文情報の早期把握

入荷情報とご注文が受領次第データ化され、販売前に全体を見渡せている。

提案に直結するデータの見える化

仲卸ごとの購入実績(時期・規格・単価・数量)が記録され、産地・販売先への提案に活かせている。

仕組みを支える基盤となる体制づくり
販売方針の見える化・標準化

在庫や買受について、会社として標準化した方針に基づいて運用されている。

チーム販売体制の整備

仲卸別・品目別の販売傾向が共有され、担当者が不在でもチームで判断できる状態になっている。

提案時間の確保

傾向の決まった品物の割り振りや事務対応に人が関与しなくてよくなり、産地との調整や仲卸への提案に時間を使えている。

上段の仕組みは、下段の体制があってはじめて機能します。本ページではこの土台づくりから順にご説明します。

現場の課題

まず、担当者の判断を記録に残し、新しく入った人でも一定の分荷ができる状態をつくります。経営の見える化は、その先にあります。

01

仲卸の注文(例:キャベツ10ケース)を等階級に読み替える作業が、担当者の頭の中にしかない

見える化で

「変換マスター」として、読み替えのルールを会社の資産にします。

02

荷主ごとに規格の呼び方が異なる

見える化で

規格グルーピングで、1枚のシートに揃えて確認できます。

03

不足・余剰時の差配は担当者の経験と判断に支えられており、欠員時には同じ基準で対応しづらい

見える化で

過去の実績と当日の入荷・注文をもとに割り当てのたたき台が用意され、担当者はそれを見ながら調整して決めます。決めた理由が記録に残り、あとから見返せます。

04

注文がLINE・電話・FAXで届き、均一でない

見える化で

買受人ごとの注文をそのまま入力し、入荷数と見比べながら分荷数量を決められます。

05

振り返りを頭の中で済ませ、言語化していない

見える化で

当日の分荷結果・販売傾向を振り返り、上司への報告に使える形で残せます。

経営の課題

日々の分荷が記録に残ることで、はじめて経営の判断材料になります。

01

分荷の結果が売上・利益にどうつながっているか、経営層まで見えない

見える化で

日々の分荷結果を、収支や加重平均単価の推移として追えるようになります。

02

誰に・何を・どれだけ・いくらで売ったかが担当者の頭の中にあり、会社の共有物になっていない

見える化で

販売の判断をデータとして残し、会社の標準として共有できるようになります。

03

調達元(産地・荷主)と販売先の構造が把握されていない

見える化で

品目ごとに、どの産地からどの販売先へ届いているかを見える化し、次の販売・調達の組み立てに活かせます。

04

判断の根拠が担当者個人の頭の中にとどまり、担当が変わるときの引き継ぎが難しい

見える化で

判断の根拠がデータに残ることで引き継ぎがしやすくなり、人が続けられる職場になります。

仕組み(要約)

「省力化(入力・転記を減らす)」と「属人化の解消(判断を会社の資産にする)」は、それぞれ別の価値です。以下の仕組みは、その両方に効きます。

01

マトリクス

荷主×規格×買受人の入荷数・注文数を1画面に集計します。

02

変換マスター(規格グルーピング)

荷主ごとに異なる規格表記を、1つのグループとして統一管理します。

03

注文入力

LINE・電話・FAXで届く注文を、買受人ごとにそのまま入力します。

04

たたき台をもとにした割り当て

実績と当日の入荷・注文から割り当てのたたき台を用意し、担当者が見ながら調整して決めます。

05

基幹システム連携

確定した分荷数量は、基幹の販売システムへ連携できます。

卸分荷機能の詳細を見る →

進め方

段階導入

作業の見える化からご案内します。会社としての販売方針の標準化など、経営判断に関わる領域はデータが蓄積されてから取り組みます。

決めるのは営業担当者

分荷の数量を決めるのは、これまでどおり営業担当者です。システムは実績と当日の入荷・注文を整えて判断材料としてお見せする道具であり、担当者の判断に代わるものではありません。

データ精度の考え方

導入当初から完璧な精度を求めるのではなく、運用しながら精度を上げていく前提で進めます。

初期設定

当社がヒアリングを行い、テンプレートをご用意します。運用しながら現場の皆様に追加・調整していただく形です。

注文・入荷のデータ化の負担

紙・FAX・LINE・電話で届く注文や、書式の異なる送り状も、段階的にデータ化する手段をご用意しています。最初はメモや紙を見ながら分荷画面に転記する運用から始め、順次デジタルの入口を増やしていきます。

注文が確定しない運用

締め後の追加注文や後から届く入荷情報にも、未着分の仮置き・確定後の手修正・たたき台の再作成で対応します。注文の締め時間を新たに設ける必要はありません。

産地からの入荷データ

nimaruコネクトで届く送り状に加え、それ以外の入荷情報も取り込めます。在庫は基幹システムから連携します。

稼働までの一般的なスケジュール

お問い合わせ・ご相談
→
データのご提供と見える化
→
運用設計(変換マスター・分荷シートの型)
→
稼働

分荷は、品目や取引構造に応じて段階を踏みながら進めます。稼働までの期間は市場様ごとに異なるため、具体的な進め方はご相談の中で決めていきます。

全国約80市場でご活用いただいているnimaruの基盤の上で、大手〜中堅の卸売会社様と分荷の標準化・見える化に取り組んでいます。
全国の卸売会社様と同じ仕組みを使うことで、開発が止まらず、各社の運用から得られた改善が積み上がります。分荷のノウハウを会社に残す取組を、業界で共有できる形で進めています。

分荷データの見える化について、
まずはご相談ください。

分荷データの見える化について相談する 03-6277-7833(平日10:00〜17:00)

よくある質問

いいえ。まずは今の分荷業務をそのままデータとして見える化するところから始めます。業務フロー自体を大きく変える必要はありません。
これまでどおり営業担当者が決めます。システムは、過去の実績や当日の入荷・注文をもとに割り当てのたたき台を用意し、判断に必要な情報を1つの画面に揃える役割です。担当者はそれを見ながら調整して確定するため、分荷の進め方や判断の主体は変わりません。
はい。確定した分荷数量は基幹の販売システムへ連携できます。CSV出力やAPI連携で段階的に進める形をおすすめしています。
はい。「秀2L」「A2L」「2L」のように荷主ごとに異なる規格名でも、「変換マスター」で1つのグループとして整理し、分荷できます。
分荷は、データのご提供 → 見える化 → 運用設計 → 稼働という段階を踏んで進めます。他機能でご案内している「最短2週間〜1ヶ月」とは進め方が異なり、貴社の分荷業務の構造に合わせて順序をご相談しながら進めます。
初期のマスタ設定は、当社がヒアリングのうえテンプレートをご用意します。運用しながら現場の皆様に追加・調整していただけます。
基幹システムと入荷・分荷・在庫のデータを行き来できるため、二度打ちや転記がなくなります。入力時のチェックも仕組みが担います。他の担当者やチームにも同じ形で展開でき、他社と同じ仕組みを使うことで改善が続きます。
締め後の追加注文や後から届く入荷情報にも、未着分の仮置き・確定後の手修正・たたき台の再作成で対応できます。注文の締め時間を新たに設ける必要はありません。
nimaruコネクトで届く送り状に加え、それ以外の入荷情報も取り込めます。在庫は基幹システムから連携します。